20代以降は便秘に悩む女性が増える
女性は男性より腹筋力が弱く、便を出す力が弱いため、女性の便秘が多い要因としてあげられます。また、生活習慣の中の積み重ねで起こることもあります。
朝、起きるのが遅く、トイレに行く時間がないと、外出先でトイレに行く機会を逃してしまい、我慢した結果、次第に便意がなくなるというのが一般的です。
また食生活の乱れも影響します。食べ物が胃に入ると、信号を脳が受けて、食物の食べカスを腸に送り出そうという指令を出します。その結果、腸のぜん動運動が起こり、排便を促します。そのため、ダイエット等で食事量が減少していたり、食物繊維の量が不足していたりすると、便秘になりやすくなります。
生活習慣の乱れも便秘を引き起こす原因の一つです。排便習慣は、自律神経で支配されており、交感神経と副交感神経のバランスをつかさどっています。このバランスが正常に整っていることで、健康を維持できます。ところが、仕事が忙しく不規則な生活になったり、睡眠時間が少なくなり日常生活のリズムが乱れると、自律神経も乱れてしまい、便秘の原因となります。